古代ヒッタイト帝国は何故滅びたのですか?古代ヒッタイト帝国は何故滅びたのですか? トルコに行くのに、歴史を全く知りません。当時青銅の武器が主流だったころ、ヒッタイトは読みましたが、あまり詳しく書かれてませんでした。(地球の歩き方なので当たり前ですが)何か、お奨めの文献ありますか?近隣諸国も回りたいので、その辺りにも触れてあるのが読みたいです。回答、ありがとうございます。「海の民」って何なんだろう??自分でもそれを調べてみます。鉄の武器を作っていたのですよね?確か・・・。NHK新書にその名もずばり「鉄を生み出した帝国」という本があります。ただ発掘の話がメインで、予備知識が少なくても楽しく読めるかどうか、またヒッタイトについて体系的に理解できるかは、ちょっと疑問符つきです。
あとは「世界の歴史」全何十巻、みたいなシリーズで、古代オリエントに関する内容のもの。
ヒッタイトは日本ではマイナーなので、手に入りやすい本ではこのくらいしかないかと。
古くて図書館以外で手に入りにくいですが、フィンランドのミカ・ワルタリが書いた「エジプト人」という小説にもヒッタイトが登場します。
あとクリスチャン・ジャックの「太陽の王ラムセス」は古代エジプトの偉大なるファラオ、ラムセス2世を主人公にしたもので、ラムセスの敵国としてヒッタイトが登場。ヒッタイトとエジプトの決戦たるカデシュの戦いが山場です。でも史料が少ない時代を舞台に大河小説を書いているので、史実性はちょっと微妙。
異色なところでは、一昔前の有名な少女漫画「天は赤い河のほとり」が、現代日本の少女がタイムスリップして実在のヒッタイト王妃になる話です。相当長いです。
とにかくヒッタイトや、周辺の歴史は謎が多く、滅亡についても完全に断言できることはありません。ただ、どうやら「海の民」といわれる民族によって全土が襲撃され、王都も焼かれて滅亡したらしい、というのみ。
「海の民」の正体については、それこそ謎のなかの謎です。ただ、この時期に東地中海沿岸各地が同時多発的にこの連中に襲撃を受けていることは確かです。個人的には、ギリシア人の祖先たちがバルカン半島を南下してきたことによって、現代のギリシア一帯にそれまで住んでいた人々が押し出されたのではないかと思います。ありがとうございました。天は・・・は読みました。その他の皆様も早々の回答感謝しております。
posted by バッグオークション百貨店スタッフ at 02:11|
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